2018年9月22日土曜日

Step 2 CSの近況について

Step 2 CSは明らかに2017年9月の採点基準の変更から難化しているとみてよい。特にICEの採点基準が厳しくなり、某NYのprep schoolの校長によるとこの時期からIMGの不合格率が跳ね上がったとのことだった。

しかしながら日本人にとってより深刻なのは、SEPの方ではないだろうか。例えばこことか、こことか。個人的なツテからも某海軍病院でも同様の話を聞いている。明らかにSEPのハードルが2017年9月以降に上昇しており、基本的な英語力に全く問題がないと思われる人でもSEPを落としていたりする。しかもどの点が問題でスコアを落としたのかわからないというところが悩ましいのである。帰国子女など英語力に自信のある人を除いて、しばらくは情報収拾に努めるのがよいのではなかろうか。

英語力は基本的には日本人の中では身につかないものであって、何らかの形で英語圏のコミュニティに属する必要があると思う。コミュニティに属して同僚と喧嘩しながら、異性とのコミュニケーションを楽しみながら、様々な日常的な経験を経て英語力が身につく。今まではECFMG Certificateを取得し、海軍病院などでRecommendation letterを得ることができれば、多少英語がまずくとも向こうのコミュニティに属することができ、結果的に英語力を磨くことができた。今後はこのようにはいかず、何らかの形で向こうのコミュニティに潜り込み、まずは英語力を鍛える必要があるのかもしれない。多くのIMGの医学生・医師が行なっているように、一旦何らかの形で非MDとしてアメリカの医療機関に何年も潜り込み、Recommendation letterとUSMLEの勉強を並行して行う必要があるのかもしれない。果たしてここまでの覚悟はありやなしや。

Step 2 CK結果

いささか旧聞となったが、数週間前にUSMLE Step 2 CKは無事合格していた。点数235点と、平均には相変わらず少し及ばないという点数であった。一週間前のNBMEではワーストを記録したので半ば絶望したものだったが、まず健闘したと考えたいところである。

当日のことを思い出せるだけ思い出してみよう。

Step 1と同様、早朝一番に試験会場に向かい、順番を待っていた。しばらく経って案内され、早速block 1から取り掛かった。難易度はおそらくNBMEより易しめであったように思うが、問題を解きながらそんなん知らんがなと思いながら適当に答えていた場面も多かったように思う。

Block 1の休憩時に他の席をチラ見するとどうやら同業者のようだった。しかし不思議な事に昼過ぎには彼らは全員いなくなっており、私が後半戦に差し掛かる頃には私だけが残っていた。あれはSample testを受けに来ていた人たちだったのだろうか。

Step 1は7ブロックなのに対してStep 2 CKは8ブロックで、なおかつ問題文の長さが1.5倍以上になっている。全体的な英語量としては2倍ぐらいになっていると考えて差し支えない。この情報量を各問題1分程度で解答するのであるから、Step 1と比べてより英語力が問われる試験であると言える。実際、私もBlock 4あたりで時間切れになりかかり、苦し紛れに解答した設問があった。

対策としてはUWorldに尽きると言われていたので、それ以上のことは何もしていない。Sample testを受けてみたが、同様の問題はあまりみられなかったように思う。Step 1ではSample testに近い問題がいくつも出題されたことから、比較的きっちりと準備したはずではあったが、残念ながら徒労に終わったようである。

Step 2 CKに関しては、日本とアメリカの適応の違いを理解するという基本的なところはもちろんのことではあるが、キーとなるのは読解力にあると考えられる。知らない単語が答えのキーとなる局面が多くみられた。日本人にとっては医学的知識だけで突破することがますます難しくなっているのかもしれない。