2016年9月28日水曜日

Step1 score report

Step1の結果が出た。224点だった。目標には届かなかったがまあこんなもんだろうという感じはしていた。

当日のことをできる限り思い出してみよう。

試験は朝10:00から。朝型の私には少々遅い時間ではあったが、適当に会場の周りのカフェで時間を潰して試験会場へ。コンビニで買ったキットカットとお茶を携えて試験会場に向かい、Scheduling permitとパスポートとconfirmationを出してロッカーに荷物をしまう。

準備ができてから試験室に入るよう言われたので、ええいと思いそのまま試験室へ。試験室の手前では入室のサイン、指紋、空港のようなbody inspection、ポケットの中身のチェック、足首のチェックという具合に、非常に厳重だった。これを終わらせて試験室に入り、CINを入力して試験が開始する。

第一ブロックはとても難しかった。最初から帰りたい気持ちでいっぱいになった。手応え的には6割。あわよくば7割。下は怖くて考えられないレベル。

ところが第二ブロックからはstraight forwardな問題が続く。特に第七ブロックはとても簡単だった。最後の見直しも含めても時間が余るぐらい。第二ブロック以降こういう具合なので、「おバカさんのあなたはこっちの問題を解いてなさいねー」という出題者の意図が透けて見えるようで憂鬱だったけど、違うレベルの問題を解かせてもらえることを夢見て最後まで解いた。

結果224点。まあこんなもんかと思った。

この記事を目にした人で、スコアを2-3点上げたいのであれば以下の私のコメントは役に立つかもしれない(本質的な理解には全く貢献しないが)。

USMLEのサンプル問題は必ず解くべき。ただ単に解くだけでなく、その背景も勉強するべき。実際、試験では類似の問題が2-3問出題された。全く同じ画像所見の問題も複数出題された。しかし、サンプル問題を丸暗記すればいいというわけではなく、問題の背景にある知見をちゃんと調べてから受験するといい。あれはつまりこういう理解を問うのでちゃんと準備しておけよという意思の表れだと思っておくべきである。

NBMEの試験は出来る限り受けるべき。
NBME18 (3 weeks out) 217
NBME17 (2 weeks out) 220
NBME16 (1 week out)  228
NBME15 (2 months out) 234
NBME13 (4 months out) 220
NBME12 (5 months out) 228
これらの平均と標準偏差をとってみると、224点±6点。巷で言われている通り、NBMEのスコアは残酷なほど正確ということが本当によくわかる。NBMEは間違った問題以外は後から見直すことができないので、全部スクリーンショットをとって保存するべき。

ちなみにこちらは最初に受けたUWSA。
UWSA1 224 (9 months out)
これはoverestimateするので問題外ということで。

2016年度よりPatient careの項目が増えるとのいうことだったが、これはscore reportにもPhysician taskという形で反映されていた。基礎的な理解と診断の他に、Managementも求めるようになっている。今までのUSMLE step1では基礎と診断に重きを置いていた印象であったが、Managementについても踏み込んだ理解を求められるようになっている。



2016年8月17日水曜日

NBME18受験

NBME18を受験した。NBMEのスコアで450、3-digit score換算で217点と、全く振るわなかった。明らかにNBME18は過去のものと比べて難易度が高い。某ブログで近年のUSMLEの難化を説明していたが、これがそういうことなのだろうか。

2016年8月14日日曜日

USMLE Practice Test受験

昨日NBMEが公式に提供しているUSMLE Practice Testを受験してきた。お金を払えば本番と全く同じPrometricの環境で受験できる。ただ問題を解きたいだけであれば上記のリンクからダウンロードして問題を閲覧できるので、本番環境に興味がなければそうすればよい。自分は圧倒的に情報量が不足しているので、多少お金を払ってでもどういう建てつけの試験であるかを知るのが重要と考え、Prometricで受験した。

結果は84%。

  • Block 1  85%
  • Block 2  80%
  • Block 3  88%

NBMEと違って実際のスコアとのcorrelationを出した人がいないので、ネットに落ちている体験談の数字を最小二乗法でフィットさせると、
Score = 300x(%Practice test score) - 17
みたいな感じだった。これに84%を代入すると235点となった。

予想以上に休憩時間がタイトなので、1ブロックが終わるとロッカーに行き、チョコレートで糖分補給をしてお茶を一口含むとすぐに戻るように心がけた。それでもボディチェックを含めると5分が経過している。本番は7ブロックなので(ちなみにPractice testは3ブロック)このあたりの時間配分は疲労度と相談してうまく調整していかなければならない。

2016年8月8日月曜日

Kaplan Qbank終了

Kaplan Qbankを終了した。Overall correctは69%。70%はほしいところだったが、比較的高得点を取った人でもだいたいそれぐらいの点数だったことからも、これで納得することとする。

2016年6月30日木曜日

NBME15受験

NBME15を受験した。今回の点数は530点と、本番のUSMLEで234点相当となり、ひとまず目標だった230点を超えた。前回の投稿で書いた通り、所見にハイライトをつけながら、丁寧に所見を読むことが今回の点数につながったと思われる。個別の問題のレビューはのちほど行うとして、ひとまず今回は自分のやり方の正しさを確信できただけでもよしとしたい。

2016年5月25日水曜日

Kaplan Qbank

UWorldの点数が安定してきたので、一ヶ月ほど前からKaplan Qbankを始めてみた。ところがUWorldで8割程度(既出問題)取れていたはずなのにKaplan Qbankでは時々によって正答率が50%だったり80%だったり安定しなかった。

ところで、2016/5/9よりUSMLEの1ブロックあたりの問題数が44問から40問になることが通知された
Step 1 is a one-day examination. It is divided into seven 60-minute blocks and administered in one 8-hour testing session The number of questions per block on a given examination form will vary, but will not exceed 40. The total number of items on the overall examination form will not exceed 280.
問題数が減ることで統計的な有意性が低下し、試験の信頼度が下がるのではないかという懸念はあるが、この変化を前向きに受け止めるのであれば1問あたりにかけられる時間の増加を意味している。そこで、先日より所見を読む際には重要な所見をハイライトするなど、きっちりと問題文を読むことを心がけるようにした結果、下図のように点数が安定するようになった。
結局のところ今まで実は自分は所見にちゃんと目を通していなかったということなのであろう。また、所見にハイライトを入れながらきっちり読んだところで、1問に最大かかった時間はせいぜい2分程度と、そこまで大きな時間的ロスはなかった。1問を解くたびにこれがfinal answerだという気概をもって60分の間に40問解いても結局10-15分程度余るので、もう少し時間をかけてもいいのかもしれない。

基本的なことではあるが、所見をきっちりと読むということの重要性をこのタイミングで理解できたのは大きい。ノートパソコンで勉強していると、タッチパッドで操作することになるが、タッチパッドは操作性が決してよくはなく、ハイライトなどの動作には不適である。必ずマウスを使って勉強することが重要といえる。

2016年5月7日土曜日

NBME13受験

完全な伸び悩みといえる。それにしても前回より点数が下がるとは。夏に本当に受験するのであれば戦略を考え直さねばならない。今回はっきりしたのはBehavioral scienceとReproductive systemsが明らかに点数が低いこと。前回の課題ではあったが、解決していないので集中的に強化する必要がありそうだ。

下の表は全問見直して分野別の正誤を調べたものである。確かに弱いところは悪い結果が出ている。

行ラベル Correct Incorrect Nonconfident Total
Anatomy 5 1 6
Behavioral Science 15 7 1 23
Biochemistry 13 5 4 22
Cardiovascular System 7 2 9
Endocrine System 6 2 8
Gastrointestinal System 4 4   8
Genetics 2 2
Hematology 6 1 7
Histology 1 1   2
Immunology 6 1 7
Microbiology 14 1 15
Musculoskeletal System 9 2 11
Neurology 9 1 1 11
Oncology 3 1   4
Pathology 2 2
Pharmacology 22 3 2 27
Physiology 4 4
Renal System 9 2 11
Reproductive System 11 4   15
Respiratory System 6 6
総計 154 38 8 200

では実際何を間違えたかを調べた結果がこれである。

Behavioral science

Heroine intoxication
Causes of death in US
Informed consent
Hypochondriasis
Defense mechanism
Standard precaution
Population based sampling
Major depressive disorder

Reproductive system

Tumor prognosis
Seminal vesicle
Pregnancy
Branchial cyst

2016年4月1日金曜日

NBME12受験

NBME12を受験した。
NBMEの500点は本番の228点に相当する。合格圏内とはいえ、目標としていた240点には遠く及ばない。意外であったのが、Reproductive systemとCardiovascular systemの点数が振るわなかった点である。Behavioral sciencesと並行して何らかの対策を取らねばなるまい。

2016年2月25日木曜日

First Aid 2016年版

First Aid 2014年版を持っていたが、2016年版が新しく出たので購入した。2014年版は本編だけで565ページ程度だったのが、2016年版は本編だけで600ページほどと、35ページ増えていた。2年で6%の増加、年率に直すと3%の増加といえる。25年もすればページ数が倍になる計算となり、医学の進歩の速さなのか、問われる内容の変遷の速さなのかともかく凄まじい。

増加した内容の中で目についたものとしては薬剤が挙げられる。それぞれの分野におけるPharmacologyの分量が明らかに増加していた。これはおそらく新薬の承認によるものなのだろう。その中でも特に目についたものが、分子標的薬である。日本では聞いたことのないような新薬が次々と承認されていることがこの背景にあるのだと思われる。

もう一点目についたこととして、UWorldでなぜか頻繁に出題される前十字靭帯や後十字靭帯に関する問題が、2014年版ではあまり強調されておらず、なぜこのようなものがUWorldで頻繁に出てくるのか訝しく思っていた。ところが2016年版を見るとこのテーマに1ページを割くようになっていた。これをふまえると、十字靭帯の内容自体は古典的だが、USMLEの試験で頻繁に取り上げられるようになったため、First AidやUWorldで取り上げられるようになったと考えられる。残念ながら日本にいればこの取り扱いの背景にどのような事情があったのか、想像することは困難である。

少なくとも、UWorldやFirst AidはUSMLEで取り上げられる内容について非常に素早くその内容をアップデートしていることが見て取られる。